いわゆる大阪都構想の是非を問う住民投票が行われ、わずか1万票差で否決されたあの日からちょうど3年後の2018年5月17日、私たちはとても小さなかわいい一つの花を咲かせました。ひまたん…それがその花の名前です。
この3年間、大阪はめまぐるしい変化がありました。大阪都構想が否決されたにもかかわらず、反対会派は大阪の課題解決に対する真摯な姿勢を私たちに示すことがないまま、その後の大阪府知事・大阪市長のW選挙で、再び大阪都構想の再挑戦を掲げて当選した松井知事と吉村市長の協力体制によって、大阪の広域連携は何とか前に進んでいくことができています。
その結果、今の大阪の観光客数は伸び率世界No.1に。長年、市が赤字で管理していた公園や施設を民間事業者に運営委託することで、新たな活気ある施設に生まれ変わり、連日多くの人でにぎわっています。また来年にはG20がここ大阪で開催されることが決定し、さらに2025年の国際万博誘致に向けて大阪はますます国際都市としての片りんを見せつつあります。
「今の大阪はもう十分よくなってるから、都構想なんかいらない」
そんな言葉をよく耳にします。
しかし、私たちが目指す、子供たちに輝かしい大阪を残したいという願いは、もう十分達成できるのでしょうか?
今の府市の協力関係が、これからもずっと続く保証は、どこにもありません。
現在、法定協議会で新たな大都市制度についての話し合いが行われています。これがまとまれば、再び、いわゆる「大阪都構想」の住民投票が行われることになります。その来たるべき投票日に向けて、この重要な大都市制度改革について、少しでも市民の皆さんが関心を持ち、理解を深めて、貴重な一票をしっかり投じていただきたいと願って、私たちは「ひまたんの都構想講座」というプログラムを、SNSを通じて発信することになりました。
このプログラム作成にあたっては、スタッフ一人一人がさまざまな角度から文献や資料を検証し、スタッフ全員で話し合いを重ねています。ほんの数行の言葉の裏には、さまざまな考察があります。
このたび おおさか未来ラボのHP開設に当たり、そのさまざまな検証のほんの一部を公開することに致しました。
どうか、ひまたんができるだけ多くの大阪市民の方々のもとに届き、来るべき住民投票の日を迎えられますよう、皆様のご支援とご協力を切に願っています。
おおさか未来ラボ スタッフ一同
この規約の記載内容について、事実と相違ないことを証明します。
平成30年5月28日